
花壇の水遣りをしていると、片隅の石上にシオカラトンボ♂が着地するのが見えた。
ジョウロを放り出して、そっと近寄ってみた。これは逃げられるな、との思いに反して意外と落ち着いていた。
上空を見上げるような仕草に続いてパッと舞い上がり、ということを繰り返していた。

空中で小昆虫を捕らえたり、ハラビロトンボを追いかけたりしていたが、バシッと翅の擦れる音がしたかと思えば、次の瞬間、メスと交尾していた。
交尾カップルは止まり場を探し求めて低飛行していたが、やがて元いた石の上に戻ってきた。

ネコノチチの花を見ているうちに、ふと目線を下げるとそこに、オニヤンマのメスがぶら下がっていた。
口がモグモグ動いていて、食事中だったのか。気付いた時点ですぐ目の前だったが、悠然としていて逃げる気配を感じさせない。いや、そうは感じてもちょっとした動作にも神経を遣うに越したことは無い。

ネコノチチの生えているこの場所は、飼い犬チョロの墓があり、そしてここからの霧島山眺望が一番気に入っている。
奥に回り込んで、自宅も画面に入れてみた。