
毎冬、リンゴドクガの繭は見つかるが、今冬はシュロの葉裏にあった。

リンゴドクガ繭を見つけたのと同じ場所(自宅林の隣)、スギ林の中は昼でも薄暗く植生は単調だ。越冬昆虫を探したりする以外ではあまり踏み込まない環境だけど、獣や鳥たちもよく利用している。
林床に生えている樹木は先のシュロやアオキとシロダモくらいで、シロダモはヒョロヒョロの幼木しかないが、アオキは人の背を越えるほどまで成長した大きな株もある。アオキの大きな葉をめくっていくと、次々と見つかるのが、ヒゲナガサシガメの幼虫。小さいけれど拡大してみると鮮やかな体色。行儀良い姿勢はどの個体も同じで、じっとしていることに徹している。

同じくサシガメ科の仲間の、ウスイロカモドキサシガメも少ないながら見つかる。ヒゲナガサシガメと違って、太い両前脚を前向きにピッタリ揃えている。その上、中・後脚は糸のように細くて長いので体全体の輪郭はボヤけ、虫の姿には見えづらい。体長7mmほどしかなく、見慣れていないと見落としてしまう。

先日、別の常緑樹林でキイロヒラタヒメバチの一種(Xanthopimpla sp.)を見つけたので、ここでも探してみると、同属の別種が新たに見つかった。上写真は5頭が集まっている。

こちらは2頭が並んでいた。本種は、先日の種より小柄で特徴のある紋様などからXanthopimpla trias ではないだろうか? 和名は付いてないようだ。
キイロヒラタヒメバチ属(Xanthopimpla)にはよく似たのが数種類いて、写真での判別には慎重になる。
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