
かなり高所に実っているので、ここのシロダモは人目につかない。うんと仰いでやっと目が届く。
スギ植林の縁に根を下ろしており、薄暗い林内から光を求めて天高くへ突き出た樹形をしている。

庭のクヌギにクリオオアブラムシのコロニーが2箇所あって、ちょっとした振動などに反応して一斉に後ろ脚を振り上げている。この行動をとる理由がよくわからないが、振動などなくても脚を高く上げている格好を頻繁にとっている。

コロニーにはハヤシクロヤマアリのワーカーがいつも寄り添っている。
盛んに触角でアブラムシの体をタッピングしては、甘露を受け取っている。
まだ産仔するメスもいたが数は少ない。有翅虫は1週間ほど前に2頭ほど見たのみで、今はいない。

