〜11月25日〜

昨日、25日(土)の午後から『むしむし探検隊』を開催。
今年は5月に引き続き2回目。秋晴れの下、家族連れの方々が多数参加された。ちょうどウスタビガ(ヤマカマス)の羽化シーズンでもあり、うちの林で継続観察していた繭2コを持参してみた。運が良ければ羽化するかもしれない。

野外舞台の集合場所にぶら下げておいた繭の一つで、行事開始の寸前に羽化が始まった(午後1時半)。
あまりのタイミングの良さに思わず顔がほころんだ。こんなこともあるのだ。
集まってくれた参加者の皆さんに、繭から半身をせり出した状態を見てもらいながら、ウスタビガの生態についてお話をした。

コースを巡っての観察歩きを終えて野外舞台に戻ってみれば、繭から体を出したウスタビガが翅を広げていた。
繭の大きさ形状からオスと推測していたが、メスだった。オスだと日が暮れたら飛び去ってそれで終わりだが、メスだとオスが飛来する可能性も期待できる。
そしてその通りになった。
〜11月26日〜

早朝にはすでに交尾していたので、深夜のうちにオスが飛来したのだろう。
交尾時間は長く、観察会が終了してもまだ続いていた(午後1時半)。
先月、26日から開催していた私の写真展も今日で終了。
