
庭のツワブキはまだ数えるほどしか開花していない。
年によっては今の時期でもう咲き終わることもあった。

クロヒカゲ幼虫は脱皮休眠に入っているようだ。ずっと動かない。

今日も陽だまりにはヒメアカネが多かった。

午後5時、日没。
しばらく厚い雲に覆われていたが、北西の風が強くじわじわと流れていくのを待って撮影した。
〜機材のお話し〜
昨年買ったばかりのカメラザックは背面フルオープンタイプで、その開閉ジッパーが壊れて使い物にならなくなった。容量は10Lという小型サイズで廉価だったけど壊れるのが早過ぎる。できるだけ機材を絞り込んで動き易くと選んだカメラザックだった。しかし、10Lでは流石に不便なこともあって、この機会に中型サイズのカメラザックを探してみた。
カメラザック選びは難しい。理想的には実物を触って実際に機材を詰めて背負ってみるなどしたいところだ。
各メーカーから次々と新製品が登場して選択肢が増えた分、絞り込むのも一苦労。
ネット上でメーカーが提供している仕様と説明動画などを広く眺めて、自分の必要とするザックを選んでみた。随分と時間がかかったが、ようやくこれ、という中型サイズのカメラザックを絞り込んだ。

写真上の左がバンガード(VANAGUARD)のALTA RISE45 で、
右がスーリー(THULE)のCovert Camera Backpack 24L
外寸データ上、両者ほぼ同じサイズだが、見た目ではスーリーの方が横幅があって大きく見える。
同じ機材を詰めてみたところ、スーリーの方が容量にゆとりがある。詰め物のパッドは、バンガードの方が厚めでガッチリと機材を保護してくれそうだ。重量ではスーリーの方が400g重いが、ジッパー類が多いことや内部構造が複雑になっているためだろうか。
この二つのザックを選んだ基準は、
1、上下2気室であること。
2、セクションを取り外して、1気室にもできること。
3、機材を側面からも取り出せること。
4、背負った時、安定していること(背中のパッドや背負ベルトがしっかりしていること)。
5、自立すること。
バンガードもスーリーも5つの条件を満たしているが、
スーリーは、背中に当たる面がフルオープン式になっていて、バンガードは背面(外側)オープンという大きな違いがある。屋外でフルオープンにする場合、スーリーの方式だと背当てが地面に触れず汚れないという利点がある。まあ、屋外ではできるだけ縦置きで上部と側面から出し入れして、フルオープンにしなければいいのだろうけど。
で、二つのザックにそれぞれカメラボディを2台ずつ、交換レンズを3本前後、ほかストロボ、小道具類、を詰めている。機材以外に軽食など詰める余裕もある。どちらのザックでも同じ仕事がこなせるように組んでいるので、出掛ける時はいづれかをさっと担ぎ出せばいい。
ザックも使っているうちいつ何時、不具合が生じるかもしれない(先月、メインカメラの一台に不具合が生じて修理出しには3週間ほど掛かった)。かと言って、同じザックにするのも面白くないのと、メーカーや作りの違いを比べてもみたいと思った。ちなみにスーリーのザックはバンガードの2倍ほどの値段と高い。下段の気室部分がそっくり取り出してショルダーバックにもできたり、側面の取り出し口が両サイドにあること、収納箇所の多いことなど、かなり凝った作りであることも価格を押し上げているのだろう。
実際に機材を詰め交互に両者を使ってみているが、いづれも安定していて、肩への重量負担が軽減されているのがわかる。
一か八かのチョイスは間違ってなかったと思える。この先あと10年、、、、カメラザックはもうこれっきりで済むはずだ。
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