
朝、台所の勝手口を出たすぐの家壁にムラサキツバメのメスが貼り付いていた。
強風を凌げるここを、一晩だけビバークの場所として選んだようだ。

日が高くなって明るくなるとやがて飛び去って行った。
これまでにも、窓ガラスに貼り付いていたりして、家屋がビバーク場所になることはあった。


自宅林に降りてみると、目の前を流れるように舞っていたオオアオイトトンボ。
何ヶ所か迷った末にササ茎に落ち着いた。

玄関前のリンゴドクガ幼虫。今日はほとんどテント巣に篭っていたようだ。

我が家の西側にある段々畑は、今やササ藪に覆われていてそこに畑があったことなど、まったくわからないまでになっている。この写真を撮った立ち位置から、以前はうちの家屋が見えていたのだけどそれも遮られている。
ササ藪の背丈は4メートルを超えるほどになり、密生したジャングルの外周のところどころには、けもの道の出入り口がぽっかりと空いている。