2023年10月18日

筋書き通りに

三股町

先日、イチモンジチョウ1齢幼虫の糞塔作りについて触れたけれど、その作業現場を今朝のこと観察できた。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

齧り残した主脈の先端で、自分の体にも糞をまぶして、糞塔作りに励んでいる。
お尻から糞を口で掬い取り(柔軟な体ゆえ)、糸で絡め積み足していくという地道な作業だ。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

撮影していて途中で気づいたのだが、葉裏に同種の卵が産み付けられていた。
通常、イチモンジチョウの産卵は葉表に行われるのでちょっと意外ではあった。
よく見ると孵化間近だ。もし、この卵が孵化したらどうなるか。
孵化幼虫は自分が産まれた葉っぱへのこだわりが強く、先発の幼虫に遠慮して別の葉に引っ越しすることはまず無いようだ。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U (撮影:10月14日)

で、どうなるかと言えば、上写真のごとく側脈を使って糞塔を作ってしまう。
おそらく先発の幼虫がいることなど、眼中にないのではないかと推察している。このような多重巣と言える現象は少ないけれど、それほど珍しいものでもない。同じように1齢幼虫が糞塔作りをするイシガケチョウでもこの現象は何度も見ている。
posted by やまかます at 19:46| チョウ