2023年10月16日

派手さは無いけど

三股町

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

庭に積んであった枯れ草の山を退けると、じっとり湿った中央にセンチコガネがいた。
2週間以上前から積んだままにしてあったので、地面に接した中央部分は乾燥することなく、そして適度に発酵もしていただろうか。日陰のそこで見たまんまの印象で写真にしたかったので、ISO感度を上げて撮影してみた。三脚を使いたいところだが、センチコガネは明るさを嫌ってすぐにも暗がりへと動き出すので、手持ち撮影で深度合成は無理。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

何とか甲冑(後ろ翅)の微妙な輝きを再現できたと思うが、頭部や触角など虫らしい姿を表現したいので、一計を案じた。
歩き出したセンチコガネを落ち葉に誘導してみた。つまり、写真のようにカールした落ち葉の中だと体が包まれて落ち着くようなのだ。
オオセンチコガネのような派手な色彩には劣るかもしれないけど、もっとも身近な糞虫の代表種であり、獣糞だけでなく崩れ掛かったキノコや熟柿なども餌として集まる食性に面白さを感じる。

この時期、スイカズラの葉先には越冬前のイチモンジチョウの1齢と2齢幼虫をよく見かける(写真は2齢)。主脈を齧り残したその先端部分には糸で絡めた糞塔が伸びていることもある。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

幼虫が去った使い古しのその糞塔に引っかかっていたクモの糸に、派手な橙色の卵が並んでいた。(ちなみに、イチモンジチョウ幼虫の糞塔作りの習性は1齢のみで、2齢になると作らない。)
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO FlashQ G20U

蛾類の卵のようだが、スイカズラを食草とするのか、それとも蜘蛛の糸に絡んだがため苦しまぎれに産卵したのか、以後、注意深く見ておきたいと思った。

〜都城市 金御岳〜

昨日は日曜日とあって、サシバの渡りの観察や撮影に訪れた人の数は多く、そこへもって北風が強かったので、サシバの姿は肉眼で見える限りでは、人の数よりも少なかった。
多くの人が集まる日曜日は避けたかったが、渡りのピークはすでに過ぎている。どんな様子か下見のつもりで出かけたのが昨日、そして今朝もまた訪れてみた。

残念ながら金御岳の展望台に到着したほんの15分ほど前に、見事なタカ柱が見られたそうで、まさにタッチの差で逃してしまった。一昨日の雨、そして昨日の強風と続いての今朝だったので、日の出直後に山並みから一斉に飛び立ったようだ。
サシバの渡りの撮影は、来年に持ち越しとなったが、今回の経験を活かせるように思う。

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO 

展望台の目の前にやって来た、メジロ。
渡りの途中なのだろう、マヒワの2、30羽が時々、群れ飛んでいた。いつも目線の高さだったが、パラパラと通り過ぎていく。

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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO     

シラネセンキュウの白い花では、ヒメクロホウジャクがハチドリのように吸蜜していた。

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金御岳・展望台     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 

posted by やまかます at 21:20| コウチュウ