
昨夕のねぐらについていたハナバチをもう一度見に行こうと外に出たところで、足元にキオビエダシャクがそれも2頭並んでいた(写真上下は同個体)。
キオビエダシャクはすっかり嫌われ虫になっているが、虫には何の罪もない。

さて下の谷津田に降りたのが午前6時半。この時間帯だとまだ動かないだろうと思っていたが、予想に反して昨日のハナバチの姿はなかった。夕べの段階で移動したのかもしれないが。


正午前、撮影用の飼育箱を作っていると、窓の外にクロアゲハの姿が見えた。クロアゲハはなぜかほっておけず、さっそく庭に出てみた。
飼育箱はそのまま撮影にも使うので蓋や窓の仕組みに工夫がいるため、ほかのこともやりながらだと丸一日掛かってしまった。今回の撮影は久しぶりに動画撮影になる。動画の仕事は基本やらないことにしているが、対象の虫が虫なので、一つ返事で受けてしまった。仕事ではあっても、オファーの電話で思わず興奮してしゃべりまくっていたようにも思う。

ハリカメムシの終齢幼虫(5齢)の様子を毎日見ているのだけど、数頭いる幼虫のうち1頭の羽化が近くなっている。
腹部の張り具合、翅芽のふくらみ方、体色など、細かい変化を見ればわかる。