久しぶりに霧島山の標高500mほどの山地に出向いてみた。

いつも自宅から眺めている山容を正面顔とすれば、高千穂牧場からの眺望は横顔と言える。


林道を歩いていると、ミノムシがぶら下がっていた。
ミノガ類は種類が多いので、ミノガの一種としかわからないが、ずいぶんと長く糸を垂らしたその先で風に揺れていた。糸が長いだけに(数メートル以上)風を受けやすい。
撮影しようと近付くも、時計の振り子のようにゆら〜り、ゆら〜り、とあちらへこちらへと逃げていくので、一人鬼ごっこをしているかのようだった。こんなときに誰もいない林道で良かった。
ミノムシとしては糸を手繰り寄せて、上へ上へと戻りたいのだろうけど、なかなかこれは大変な作業になりそうだ。
いや、それともどこか良か枝先に着地できれば、と切に願っているのかもしれない。
ちなみに、自家用車は修理に出しており、画面奥の車は代車で借りているもの。
このあと自宅に戻ると、修理が完了したという連絡をもらえた。修理(塗装)作業はちょうど1週間で済んだので良かったのだが、修理料金はプロレンズが買えるほどの金額だった。
三股町

チャの枝でねぐらについていた、タテハモドキ秋型。

午後5時半過ぎ、アキノノゲシの蕾をねぐらにした、ハナバチの一種。
明朝、また出向いてみようか。