2023年10月10日

威嚇と擬死

三股町

午前7時14分 霧島山
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

 カナムグラ
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

アケビ
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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

我が家の真向かいにある梅林ではアケビの果実が鈴なりとなり食べ頃になっている。しかし毎年、放置されたままで勿体ない。地主の方とは顔見知りだけど、数年前から姿を見かけない。そして梅林は草ぼうぼうの荒れ放題となっている。うちの周辺では耕作放棄された農地が増えて、そのため道路まで生い茂った草がはみだし、道幅がどこも狭くなっている。その理由の一つは高齢化で離農する人が増えていることだろう。私の知り合いの方にも亡くなった方が数名いて、すぐ隣の畑なども笹藪になりつつあり、どんどん背丈が伸びて壁のようになり鬱陶しくなってしまった。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

ジョロウグモの糸にぶら下がっていた、コカマキリ。おそらく飛んでいたときにクモの糸にぶつかったのだろう。風に揺られて身動きできないようにも見えた。そこで近づいてみると、一瞬にして飛び立ちすぐ下の地面に着地した。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

着地したコカマキリを指で摘んでみると、最初は逃げたけれど2回目には威嚇を始めた。
威嚇に入った瞬間、翅を擦っているのだろう、シュ、シュ、シュ〜!!と発音も聞こえた。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO FlashQ G20U

玄関にもコカマキリがいたので、これも指で摘んでみると、こちらはでんぐり返って脚を縮めて擬死をした。数分間、この状態が続いた。カマキリの中で擬死行動を行うのは、ヒメカマキリ、サツマヒメカマキリとコカマキリの3種だと思う。ただし、個体差もあってこの3種でも擬死を行わない個体も多く、とくにコカマキリでは擬死をおこなうケースは少ない。

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO FlashQ G20U

同じく玄関のポストの下にいたオオカマキリにもちょっかいを出してみると、すぐさま威嚇を始めた。
一旦興奮すると、威嚇ポーズの時間が長い個体だった。
このところ庭や家屋の壁にと、カマキリ類の姿が多くなって、毎日のように見かける。
posted by やまかます at 20:47| カマキリ