心配していた雨も直前には止み、予定通り昆虫観察会を開催できた。

イロハカエデにいた、オオケンモンの幼虫。
まだ咲き残っていたヒガンバナには、次々とアゲハ類が飛来し、こどもたちがネットインしたものを、種名と雌雄の見分け方など解説した。個体数が多かった順で、カラスアゲハ→アゲハ→モンキアゲハ→クロアゲハ=ミヤマカラスアゲハ
正午過ぎの帰り際、車のすぐ横にいた、クロヒカゲ。

観察会現場の道路沿いに生えていた、クワ。


葉の切れ込みが多い幼木はよく目にするけれど、今朝、見た幼木の分裂葉はいったい、何分裂しているのだろう?
遠目にはまるでシダか何か別の植物に見えてしまうほど、こまかく分裂している。
クワは、成木になるにつれ不分裂の丸い葉になるそうだ。(参照:『葉で見わける樹木』林将之・著(小学館フィールドガイド22)