昨日、脱糞を観察したヤマトシジミ幼虫。今朝は、カタバミの果実のところに移動していた。
が、どうも様子がおかしい。体が透けたように薄色で張りもない。頭は下向き。

脱皮前かとも思ったけど、そうではなく、やがて幼虫の横腹に大きな穴が開いて、そこからデッカい別のイモムシが出てきた。そして、そのイモムシは(蛆虫とも呼ばれる)細く尖った頭部をウネウネと揺り動かしながら、糸を吐き始めた。
寄生バチ幼虫がヤマトシジミ幼虫の体に宿っていたのだ。
ヤマトシジミ幼虫の時間が突然止まって、すっかり別の生き物の時間が動き始めた。
先日新たに見つけた2齢幼虫を回収しておけば、と少し後悔した。
庭のススキにカンシャワタアブラムシの白いコロニーがあるのは前から気づいていたけど、
今朝久しぶりに覗いてみれば、ものすごい数のアミメアリがたかっていた。

アリはみんな、気長に甘露の受け取りを待っているようだが、行列のできるお店、どころの騒ぎではない。

ゴイシシジミは庭の常連となっている。高校生の頃には憧れのチョウだったのに、今では毎日のように姿を見ることができる。かといって、ゴイシシジミの魅力が薄れたとかそういうことではない。知りたいことや、まだまだ見ておきたいことがたくさんある、不思議を感じるチョウであることには変わりない。
今日も午後5時から1時間、やり残していた草刈り作業を行った。以前ほど一気に広い面積をこなすことができなくなったのは歳のせいだろう。稼働するエンジンの破壊的なほどの爆音が、余計に疲れを助長するようにも思える。