午前6時26分
霧島山の山容をすっきりと拝めたのは、久しぶりのこと。

午前6時29分
ねぐらで夜露を纏っていた、チャバネセセリ。これだけびっしり露が付いていると飛べないだろう、と思いきや近寄ってみるとすぐに飛び立ってしまった。

午前6時32分
ポンポン百日草は名前のごとく花期が長く、多くのチョウたちを招いている。

午前10時50分
シオカラトンボを探しに下の谷津田まで降りてみたが、オオシオカラトンボしかいなかった。
狭い農道沿いで相変わらずオニヤンマのオスが行ったり来たりしており、その直下の路上ではカラスアゲハが吸水していた。近寄るとソワソワと飛び立つけれど、クルクル迷走してからまた戻ってくる。

日陰と日向が入り混じっていて、特に日陰に舞い降りたときは、カメラの露出を補正して画面の明るさを調整した。
下写真のように日陰でありながらカラスアゲハだけに木漏れ日が当たっているときなどは、ちょっと迷う。

今日もアゲハの舞う姿をよく見かける。
まだウォーミングアップが足りないのか、飛んでもすぐ足場を探してはぶら下がっていた。ただ、警戒心は強く、数メートル離れている私が少しでも左右に動くと、すぐ過敏に反応してその度に飛び立っていく。

昨夜のこと、就寝中にムカデに噛まれた。先月のアシナガバチ、ヤマビルと、刺されたり噛まれたりが続く。
布団の中にいつの間にやら入り込んでいて、寝返りをうったところで左上腕を噛まれた。
「イテテテ〜!」と思わず声を上げるほど痛かったが、布団の上を歩くムカデは体長わずか3センチの幼体だった。
噛まれた箇所はその後もずっとズキズキと激しい痛みが続き、なかなか寝付けなかった。体が小さくても毒の力は侮れないようだ。
先月の日曜日、テーブルの向かい側に座っている嫁さんが私の後を指さして、
「わあ〜!ムカデ!!大きなムカデ!!」と声を張り上げた。
朝食中のことで、思わず箸を持ったまま振り向いて見れば、出窓棚にデッカいムカデが、私の首筋に頭を向けてじっと佇んでいた。見えてはいないと思うけど、ムカデの目線を感じるほど高さも首筋にピッタシ照準が合う位置だった。
しかも、距離は30センチほどと近く、さすがにちょっとびっくりした。まあ飛び跳ねたりはしないけど、高所から落ちてくることはあり、昔、森のなかで私の顔に落ちて来たのをそれと知らず手で払ったら、ほっぺたを噛まれた経験もある。
我が家の室内でムカデを見つけることは珍しいことではなく、それでも大概はこちらが先にムカデの姿を察知して即座に退治している。しかし、昨夜のように就寝中に布団の中に侵入されてはこれを防ぐ手立てはない。