2023年08月25日

めがね

三股町

庭でクヌギの枯れ枝を片付けていると、足下近くにシオカラトンボのメスがいた。
同じ場所に落ちついている様子だったので、遠く離れた部屋までカメラを取りに行って戻っても、まだそこにいた。

シオカラ♀-8252787.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

トンボの目線に合わせてそっとしゃがんでみた。
シオカラトンボのメスをこうして、じっくり眺めることはあまりなかったように思う。
いやあることはあるが、それは室内のスタジオ撮影だった。
人工照明下と屋外の空の下とでは、まったく別の生きものにすら見える。

静かなさざなみ越しに覗く湖底のような複眼をしばらく見つめていると、ピクン!と上空を素早く見上げてはじっと前方を見据える。こことばかりシャッターを切ると、またピクン!と今度は少し角度を変えた上空を睨む。そんな繰り返しを続けるので、動かないことが条件の深度合成撮影は大半が失敗。

シオカラ♀-8252806.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO GODOX TT350

複眼から翅に目を移すと、ヌカカの一種が翅脈から吸血しているようだった。
左右の翅にそれぞれ1頭がいて、見事なまでに対称的な位置となっていた。
もっと寄り込んで撮影しようとしたところで、シオカラトンボのメスは飛び去ってしまった。
おとなしいことをいいことに、近寄り過ぎたようだ。
posted by やまかます at 21:15| トンボ