松山の実家に立ち寄って、草ぼうぼうになった庭の手入れをしておいた。
猛暑の下、カキの当年枝を伐採しているとそこへいつの間にか、タマムシが来ていた。

幹表面を上へ下へとウロウロしながら、産卵場所を探している様子。
そのうち場所が定まると、産卵管を伸ばして動かなくなった。
カキはまだ枯れてはいないが、部分的には弱ったり枯れかけているようだ。
毎年、秋になるとたくさんの実をつけていたが、実家はすでに無人となって5年近く経ている。
落果が外の道路にまで転げ散るので、昨年の秋に大きな枝をバッサリ切り詰めていた。
長年親しんだカキの木ではあるが、もうお別れとした。
