2023年08月05日

樹皮同化

三股町

ヨモギエダシャク-1000110.jpg
    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ビワ、サクラ、ケヤキ、この3本に絞り、そこへ来ては飛び立つ(いつ飛び立つかは運次第)アブラゼミを撮影。
仕事部屋で作業しながら、近い鳴き声がすれば扉を開けてセミの所在を確かめ、狙い通りのポジションにいるなら迷わずカメラを構える、という繰り返しだ。

レンズが大きく重いので一脚にレンズを据えている。一昨年買った一脚(SLIK社のCARBON POD 373 PRO)はカーボン製で軽く操作性も良い。雲台は2,000円台という安いものだが、軽くてアルカスイス対応プレートでレンズ三脚座やカメラの脱着もスムーズ。

同じ木を朝から何度も見ているはずだが、セミの姿に気をとられ、ケヤキの幹にベッタリ張り付くように止まっていた蛾にはずっと気づかなかった。
写真の蛾は、ジャクガ科のヨモギエダシャクだろうと思う。本種には個体変異が多いようだ。

肝心のアブラゼミの撮影は、ある程度まではうまくいった。今夏は例年になくアブラゼミの発生数が多く、うちの庭に飛来する数も過去最高であり、まさにチャンス到来。幸い昨日、今日ともに、ときおり小雨がパラつく程度で天候にも恵まれた。次第に接近している台風6号の影響で明日からしばらくは雨が強く降り続けるようだ。
posted by やまかます at 20:59|