
キマダラツバメエダシャク
シャクガとしては大きい、開翅巾は4センチ近くある。人の気配にはすこぶる敏感で、撮影しようと近づくもすぐに飛び立っては葉蔭に潜り込んでしまう。何度か失敗して最後に数カットだけ撮影できたそのすぐ直後に力強く舞い上がり、暗い林の中へと消えて行った。ずいぶん新鮮な体に見えた。
本種の食草は、ノブドウのようだ。

ハラビロトンボ
遠目にはキバネツノトンボに似ているなと、解ってはいても、懐かしい気持ちに浸りたくなって、駐車場に停めた車を降りて、駆け足で玄関に向かった。
カメラを抱えて戻ってみると、ネジバナがたくさん並んでいる庭の最初の場所にそのままいた。
けれどネジバナには来ない。
ふとその先に、大きめのショウリョウバッタ幼虫がいた。まだ咲き残っていたノアザミに。

ここまで大きくなるとメスとわかる。まだ終齢ではなく、あと少なくとも1回は脱皮するだろう。
カメラだけを地面ギリギリに下げてモニターを見下ろしながら撮影していると、雨粒が落ちてき始めた。
今朝は断続的に降ったり、急に晴れ間が出たりと目まぐるしく空模様が変わったが、午後からは激しい雨も降るようになった。