
朝一番、庭に出てみれば、ノコギリカメムシがひっそり。

林のへりでは、ホタルガがひら〜り、ひらり。

ササの葉に白く見えるのは、タケトゲハムシのしわざ。
薄い葉っぱの中で幼虫が育っている。
葉先のほうに見える産卵痕は2コなので、幼虫は2頭入っているのだろう。画面左のほうの白い筋は成虫が削りとるように食べた食痕。

葉っぱの下から照明を入れて、幼虫のシルエットを浮かび上がらせてみた。
やはり、2頭の幼虫が葉肉を食べ進んでいた。糞はマイン外周のわずかな亀裂から外に排出している。
こういう撮影の場合、ストロボをカメラから離して使う。
FlashQ G20Uは、いつでもカメラから離して無線通信で発光させることができるので、今はこのストロボが標準装備となっている。
光を拾うスレーブ方式と違って、炎天下であろうと、ストロボとカメラの間に遮蔽物があろうと、問題なく発光できる。ずっと使ってきたGODOX TT350も無線通信での発光ができるが、こちらはストロボが2台かあるいは無線コントローラーXPro Oが必要で、機材が増える。機材を軽量化するにはFlashQ G20Uが小型でもあるし具合がいい。
ただし、レンズの種類や撮影条件によっては、ストロボをアクセサリーシューに取り付けたままでは、狙い通りの照明が叶わないことも多々あるので、フレキシブルアームでストロボ本体をカメラに取り付ける、というちょっと面倒なことをしている。これは以前にも紹介しているが、それでも微妙な配光を選ぶことができるので捨てがたいやり方。