


小雨のなか庭を飛び交うチョウの姿がチラホラ。
そのうち、咲き残っていたサツキの花にカラスアゲハのメスが来て、吸蜜しては飛び立ち、また戻っては吸蜜し、をひとしきり繰り返していた。
台所からその姿を見て、仕事部屋へ走り、カメラを引っ提げて玄関前へ戻ってみれば、まだ余裕で撮影できた。
昨日からの長雨で花を訪れることもできなかったに違いなく、よほど腹ペコだったようだ。


庭のクヌギにコミミズクがいた。目線よりか少し低い位置。
4月頃、羽化した当初の成虫を見る機会は多いけれど、初夏以降のコミミズクを観察したことはこれまでほとんどない。
1頭いるなら他にも、と周囲を探してみたが追加はできず、そうこうしているうちに写真の個体も見失ってしまった。
気になるのでクヌギと隣のコナラで、コミミズクの追観察をしばらくは続けてみたい。