
コマ打ちを終えたホダ木(クヌギ)を保管場所に運んでおいた。
ホダ木を支えるはざ木は、ホテイチクで組んだ。
保管場所は林中央のイチイガシの根本で、古いホダ木(つい先週までシイタケが収穫できた)を脇に退けてスペースを確保。
古いホダ木の下からはカブトムシの幼虫がたくさん転がり出て来た。
ここの場所は日陰で、しかも程良い風通しもあり、湿度も申し分無いのはこれまでの収穫量で証明されている。
今年打ったホダ木で椎茸が出るのは2年後になる。


9日から昨日まで、ずっと花穂にいたベニシジミ幼虫が今朝になって姿を消していた。
スイバの根本の周辺を丁寧に探してみると、落ち葉の下に幼虫がいた。スイバから10センチ程度離れている。
どこで蛹化するか気になるが、追跡できるかどうかは難しいかと思った。

林縁のササ葉にシマサシガメの幼虫がいた。5齢だろう。この時期、明るい草地でよく見かけるサシガメだ。


腹は満ち足りているのか、ゆっくりと体を動かし立ち位置を変えてから、触角の手入れを始めた。
触角の中央から先端まで丁寧に丁寧に、両前脚の先に挟み込んでブラッシングを繰り返す。

午後になってからもう一度、スイバの近くで落ち葉を一枚づつめくっていると、今朝見たばかりの幼虫がすぐに見つかった。丸まった落ち葉に包まれるようにして、蛹化準備に入ったようだ(上写真画面中央の少し下)。
落ち葉をそっと上に戻して、風に飛ばされないよう、そして見失わないよう、細い落ち枝を被せておいた。