
仕事部屋の窓から見えるノイバラから心地よい香りが漂ってくる。
花を訪れる無数のコアオハナムグリや、クマバチ、などの羽音で賑やかだ。

カラスザンショウに営巣中のキアシナガバチを見たあと、振り返るとそこにキオビゴマダラエダシャクがいた。
今朝方、羽化したのだろうか、傷一つ無いピカピカの翅。
それにしても早い登場だ。早くても5月以降だろう。
クリの梢を見上げていたら、丸い食痕とシルエットでそれとわかった、リンゴコブガの幼虫。
枝をそっと引き下ろして撮影。この場所では去年も幼虫が見つかっている。

林の中でササからササへとめまぐるしく移動していた、越冬明けのシロヘリカメムシ。

庭のシロツメクサに来ていた、アオスジアゲハのメス。

昨夜のこと、、、、、、、
廊下から、「踏んじゃったあ〜!!」と大きな声がしたので、何事よと駆けつけてみれば、
黒っぽいものがカーペット中央に転がっていた。

「あ、オオゾウムシだよ。そいつは硬いから平気だよ、多分、、、、」
さっそく腹ばいになって撮影を始めたところで、ゆっくり起き上がって歩き出した。
廊下の床がふかふかのカーペットだったこともあり災難に至らなかったのだろう。
オオゾウムシが家の中を歩いている、というのも我が家でこそだが、
例年、家の灯りにはよくやって来て、今春も玄関前にじっと佇んでいる姿が見られるようになっていた。