2023年02月26日

天産の卵

三股町

今朝は霜がおりて、地面がまっ白だった。
春は確実に迫っているけれど、まだ冬のなごりは残る。

ヒガンバナ-1064551.jpg
ヒガンバナ-1064562.jpg
ヒガンバナ     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

コハコベ-1064542.jpg
コハコベ(手前)とホトケノザ    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

林に多く自生しているイワガネは雌雄異株で、うちの林では雄株のほうが多いようだ。朝陽を浴びて白く浮かび上がっていたのは雌株の果実(痩果)。透明感のあるグミのような白いところは花の萼にあたるところが膨らんだもので、真ん中の黒いのが果実。この果実を鳥たちが啄むことがあるのだろうか?

イワガネそう果-1064603.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO GODOX TT350

ヒヨドリ-2269312.jpg
      E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

ヒヨドリの嘴に黄色い花粉がついているのは、ウメの花で蜜を吸っていたからだ。庭のツバキは蕾がだいぶ膨らんではきているが、開花は来月に入ってからだろう。

ヤママユ卵-1064586.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO GODOX TT350

アラカシの梢にヤママユの卵を見つけた。毎日のように下を通り過ぎているのに今日まで気づかなかったのは、葉っぱの裏ばかりを意識して見上げていたせいだろう。
肉眼ではわからなかったが、ファインダー越しに眺めてみると、どの卵の表面にも寄生バチが抜け出た小さな穴が空いていた。

posted by やまかます at 20:00|