三股町
EPL-1 LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 (2010年4月16日、撮影 自宅庭にて)
EPL-1 LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 (2010年4月16日、撮影 自宅庭にて)
一昨日、カマキリタマゴカツオブシムシに寄生されたハラビロカマキリの卵しょうのことを書いたばかりだが、もし仮にカツオブシムシの寄生産卵から逃れたとしても、まだその先にいくつもの天敵が待ち構えている。
その一つが、今日の写真のオナガヤドリコバチの一種(数種類がいるようだ)で、写真は4月上旬、越冬明けの時期に寄生産卵している場面。
もう少しで孵化を目前に控えながらも、こうして別の命に置き換わってしまう運命だ。
ハラビロカマキリは毎シーズン、カマキリの仲間としては一番多く見かけるけれど、卵から成虫まで無事に成長できるのはほんのごく一部のようだ。もちろん、オオカマキリや他のカマキリたちの事情もほぼ似たようなものだろう。