2023年01月24日

毛虫

三股町

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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

午前9時ころはまだ風もほとんどなかったので今のうちにと、立ち枯れのイヌマキ(樹高7m)を切り倒しておいた。
このイヌマキは隣の敷地内(東隣の資材置き場でうちより地面が一段高い)にあったのだが、我が家の電線と光ケーブルに倒れ込んで断線する可能性があった。ずっと気になっていたが昨日になって地主の方に連絡が取れて伐採の許可を得ることができた。倒したイヌマキは細切れにして作業完了。枯れてから数年経ているので、伐採作業は楽であった。作業時間は1時間ほどだったが終わったあたりから、急に北西の風が強まり始め、気温もグングン下がってきた。昼前には粉雪がときおり舞うようにもなり一段と寒さが増してきた。平地でも積雪となるのだろうか?

カマキリタマゴカツオ-.jpg
でっぷり肥えたカマキリタマゴカツオブシムシ幼虫    
                          E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

クサギの枝についていたハラビロカマキリの卵しょうは、カマキリタマゴカツオブシムシの寄生を受けていたことは前に書いたけど、今日はどのくらいの数、カツオブシムシ幼虫が育っているのか中を調べてみた。カウントしてみると、全部で54頭。
カマキリの卵はほとんど残っておらず、幼虫はすでに成熟しているようだ。

『野鳥のレストラン』(少年新聞社:2022年11月刊行)にも載せたけれど、ハラビロカマキリの卵しょうをコゲラが突いて食べていたことがある。じつはこの卵しょうはカマキリタマゴカツオブシムシに寄生されていて、コゲラはその幼虫を1匹ずつ啄んでいた。コゲラにとって、中身が虫というタンパク質であれば、カマキリ卵であろうがコウチュウの幼虫だろうが選り好みしないのだろう。
以前、シジュウカラがコカマキリの卵しょうを産卵場所から剥ぎ取って、樹上の枝に押さえつけて啄んでいたこともある(東京都清瀬市野塩)。

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      E-M5 MarkU EF400mm F5.6L USM (2017年3月11日 撮影)
posted by やまかます at 21:51| コウチュウ