三股町
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
昨日、朝陽の逆光に透けて見えたハラビロカマキリの卵しょうは、やはりカマキリタマゴカツオブシムシの幼虫によって食害されていた。
写真は縦に切断して中の様子を見てみたところ。カツオブシムシ幼虫がハラビロカマキリ卵を食べて成長し、茶色の糞がたくさん詰まっていた。
この卵しょうはクサギの細枝に付着していたが、すぐとなりのケヤキ細枝に付いた卵しょうを太陽光に透かしてみたが、健全な卵しょうでは透けない、ことを改めて確認できた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
切り取った表皮側の裏には、ヒメクダマキモドキの卵まで入っていた(写真画面下)。
スポンジ状の卵しょうが産卵菅を突き立てるのに具合の良い場所になったのだろう。ヒメクダマキモドキは薄いサーベルのような産卵管を使って。、樹皮の隙間や苔、タケ・ササ類の葉鞘の隙間など、あらゆる場所に産卵する。コウモリガ幼虫の穿孔口を塞ぐ樹皮パッドにも産卵しているのをよく見る。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
エナガの上写真は、デジタルテレコン機能を使って撮影した。
つまり通常撮影の2倍拡大になっている。じつはうっかりミスかと思うけど、いつの間にかメニュー設定でデジタルテレコンが「ON」になっていた。あとでわかったことだが、デジタルテレコンが有効なのはJPGのみで、同時記録されているRAWデータはテレコンが掛かっておらずノーマル画像のまま記録されている。だとすると、デジタルテレコンの画質に不安がある場合は、RAW同時撮影モードにしておけばノーマル画像も得られるから安心、ということだろうか。
画質についてはノーマルより劣ると感じるが、写真の使用目的次第では使える場面もあるかとは思う。これまで、デジタルテレコンを積極的に使ったことはないので今回の操作ミスを経験してから、今更ながら少しテスト撮影してみようかと思った。
2023年01月21日
カマキリタマゴカツオブシムシ
posted by やまかます at 20:29| コウチュウ