三股町
ルリビタキ♂ OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
朝一番に自宅フィールドから隣の果樹園を抜けて、ぐるっと一周歩いて回るのが日課になっている。
今朝も果樹園から庭へと戻ったところで、林内のササが風もないのにそよそよと揺らいでいた。
「ハハア〜ン!何かいたよな」
足を止めてそっと林の中を覗き込むと、数メートル先のイヌビワの枝がユラユラと上下に揺れていた。
さらに先に目をやると、ルリビタキのシルエットが木々の間にわずかに見えた。ゆっくり目線だけは固定して斜面を下っていくと、ルリビタキはすばやく地面に降り立ったあとケヤキの枝に落ち着いた。
じわじわと近寄っても逃げない。昨年はこちらの姿を見るとすぐに飛び去っていたけど、少しは人馴れしただろうか。
そのうち羽繕いを始めた。丹念に羽毛の間に嘴を入れ、足爪でかき分け、柔軟体操をしているようにも見える。
自宅フィールドのハゼノキの実は残りわずか、ノイバラの赤い実はほぼ食べ尽くされ、残っている赤い実は、ナンテンとマンリョウ、クロガネモチ。ヤブコウジも一個だけになっていた。冬の野鳥たちの食料事情もだんだん厳しくなってきたようだ。
タテハモドキ OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
ルリビタキが飛び去ったあと、観察路に飛び出てきたのは、今日もタテハモドキ。さらにこのあとクロコノマチョウもユッサユッサ、キタキチョウはヒラヒラとそれぞれ地面すれすれを舞っていた。
ダイサギ OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
畑で大型トラクターのうしろに集まったダイサギが3羽。アオサギも1羽いて、このアオサギが他のサギに突っかかっていた。