三股町
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
玄関を出たそのとき、ムラサキツバメの黒い影が地面近くを跳ねるように舞っていた。
いつも玄関に置いてあるカメラを取りに戻り、カメラを引っ提げて外に出てみると、ちょうど石の上に舞い降りて、日光浴を始めたところだった。翅の紫色は微妙に見え隠れするので撮影アングルを探っているうちに飛び立ってしまった。
しかし、すぐにまた今度はツワブキの葉上に着地すると翅を広げてくれた。
順光で撮影アングルを選びながら立ち位置を決めるには、望遠レンズが断然有利だ。ただし被写界深度が浅くなるので、上写真では深度合成機能を使っている。
今日のオスは、久々に見る大きくていかにもムラサキツバメの風格たっぷりだった。
天候が高曇りのおかげでコントラストが抑えられ、これでも翅表の紫色がよく出たほうだと思う。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
ジョウビタキに比べてより薄暗い日陰環境を好む、ルリビタキ。
いつもよく見かける場所のイチイガシの木陰にいた。
陽射しをたっぷり受けた姿をみる機会は少なく自慢の瑠璃色も控えめにしか写らない。
昨年の暮れから行っていた大掃除というか片付けの一つに、自転車があって、今日は自転車をリサイクルセンターに運ぶための準備、解体を行なった。というのも車の荷物室に押し込むことが難しく、無理すると車の内装を傷めそうだったのでやむなく解体することになったわけだが、こういう作業が嫌いでもない。自転車の仕組みを見学しながらのんびりと解体した。
長男、次男がそれぞれ中学、高校で乗り潰した自転車は合計4台。そのうち次男が一年間使用した自転車だけがほぼ綺麗な姿で残っている以外は、2台は廃車し1台は錆びて野晒しの粗大ゴミになっていた。その野晒し自転車の前後両輪を外し、ハンドルやサドルなども取り外し細かく分解してみた。ナットが錆びたところは外すのに苦労したし、自転車専用工具はないので手持ちの工具を組みあわせたりしてなんとかコンパクトな塊になるところまで解体できた。
このあと、山仕事も1時間ほど進めておいた。先日伐採したクヌギの片付けである。小枝が無尽蔵と思うほどに散乱しているのを一と枝ずつ拾い集め、長いのはナタで切り詰めし、一抱えで運べる量の小山をいくつも築いていく作業だ。デスクワークの合間の気晴らしにもなってちょうどいい。冬には山仕事が多いけれど、一番作業に相応しい季節でもある。