2022年11月29日

キノコと虫の関わりとは

三股町 自宅林

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      E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

ジョロウグモは、網糸に掛かったアカタテハをそのまま放置していた。
アカタテハにはまったく動きはなく、すでに息絶えているかのように見えた。

1時間半ほどして様子を見てみれば(玄関前だけど)、ようやくにして食事中だった。
ジョロウグモのお腹はパンパンに肥えていて食べる動作も緩慢に見える。じき産卵する日もそう遠くないかもしれない。
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      E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

数年前に伐採したコナラの幹に、小さなキノコの群れが現れていた。
ニガクリタケ?だろうか。幼菌から崩れた菌体まで成長段階は様々。
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      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U

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    OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U


その隣には硬い硬いせんべいのような、ホウロクタケがずっと前から並んでいる。

ホウロクタケはこれに火をつけて燃やし、ニホンミツバチ養蜂のときの燻に使うこともあるという。
一度火をつけると長時間フスフスと燃え続けるそうだ。(参照:黒木秀一 著『宮崎のきのこ』(2015))
キノコの使い方としては意外だが、いろいろな自然の恵みをうまく利用していた昔の人々の知恵だ。
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     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

見上げるような高木のカラスザンショウには果実が実っていて、今日はカワラヒワの群れで賑わっていた。
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      E-M1 MarkV  M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO    
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posted by やまかます at 20:35| キノコ