朝一番、出窓のカーテンを開けると、でっぷり肥えたアナグマが物置小屋の床下に慌てて駆け込んでいた。
こちらに驚いたのかな?と目で追いかけていると、突然、ドン!!と窓ガラスにぶつかったシロハラ。
白い羽毛が数枚舞い上がったあと、外に出てみたけどシロハラの姿はなかった。ぶつかった角度が浅かったのだろう、そのまま飛び去ったようだ。脳震盪で動けなくなるか、場合によっては死ぬこともあるので、衝突事故にならなくて不幸中の幸い。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
ヒメユズリハの葉裏で、排出を繰り返していた、ツマグロオオヨコバイ。
写真は1秒よりも短いわずかな間に落ちていく滴の様子を、一枚の写真に合成したもの(比較明合成)。
陽射しがあるうちに、ヒゴトゲハムシを撮り直しておいた。
いつも葉裏に潜んでいる本種の体色は、しっかり照明を当てないとわかりづらい。
太陽光とストロボ光のミックス光で撮影。
私の背丈より少し高いヒョロヒョロで葉数の少ない(私が剪定したため)ヤブムラサキをよくよく探してみれば、ヒゴトゲハムシは2頭を確認できた。じつにおとなしい。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
庭に出てふと見上げれば、ジョロウグモの網糸にメスグロヒョウモンが掛かっていた。すでに吸血されて胴体は干からび崩れているようだ。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
ずっと行方を探していたコガタコガネグモのメスだが、今日になって偶然、見つけることができた。
最初に見つかった草むらから4メートルほど離れたコンクリート型枠板に移動していた。
このメスは先月の25日の朝、見つけたものの翌朝になってみると忽然と姿を消し、今日までまったく行方知れずだった。
萎びた腹部からすると、すでに産卵を終えたように思える。
コガコガネグモを撮影しているうち、すぐ横の角材に、アゲハの蛹を発見。
7メートルほど離れたユズ小木で育った幼虫に間違いなく、この幼虫も忽然と姿を消してから探していた。
しかし、腹部の節間がすべて伸び切っているのが気に掛かる。寄生されているのではないだろうか?
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
2022年11月04日
トゲトゲ虫、ふたたび
posted by やまかます at 19:35| コウチュウ