2022年10月27日

枯れ枝のゆりかご


クロウリハムシ-269509.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro  FlashQ G20U

アキノノゲシの花を食べていた、クロウリハムシ
なんでもいろいろ、花が好きです。

ヒトオビアラゲカミキリ-269475.jpg
      OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro  FlashQ G20U

先月の台風で落ちた枝は大小様々その数知れず、観察路にも散らばったままで片付けはほとんど進んでいない。

躓きそうになって拾い上げた直径2センチほどの枯れ枝(アカメガシワ)を、何気なくポッキンと折ったら、
中にヒトオビアラゲカミキリの新成虫が入っていた。
まさか蛹室がそこにあったとは思いもよらなかったが、
ヒトオビアラゲカミキリは秋に羽化してからそのまま蛹室内で冬を越し、翌春になって活動する。

とくに冬場だけどエコストーブ用の薪木を自宅林から少々調達することはある。
枯れ枝や朽ち木などは、今日のカミキリムシのように様々な生き物の棲家、隠れ家、ゆりかご、食糧庫、となる。
薪木として拾う時、ふとそのことが頭をよぎるのだけど、まあそれでは焚き付けもできなくなる。
一冬に使う量はごくわずかなのだから気に留めないようにしている。火がおこってから、大量のアリが溢れ出てきて驚いたこともあった。


posted by やまかます at 20:23| コウチュウ