2022年10月21日

丸呑み

昨日登場したジョウビタキ

我が家の庭は虫を見つけ易いので自然と滞在時間も長くなるようだ。
まあこまめに次々と啄んでいる。

中でも、大物はコガネムシ類の幼虫だった。

ジョウビタキ-208715.jpg
     OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

幼虫は運悪く地中から外に体を晒してしまったようだ。ジョウビタキは目ざとく舞い降りて咥えとった。

とったはいいが、獲物はデカい。井戸水ポンプの樹脂製カバーに何度も何度も打ち付けていた。
それで本当に幼虫が弱るのだろうか?
何度やっても同じじゃない?と見ているうちに、ゴッくん!と一気に飲み込んだ。
スゴ! 一気とは!

ジョウビタキ-208739.jpg
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

今年の3月だったか、シロハラがヌマガエルを捕らえて、クヌギの切り株に何度も何度も打ち付けて、その時のカエルは流石にヘロヘロ、ヨレヨレになっていた。それでも、ヌマガエルのサイズはデッカく、飲み込みかけては吐き出しを何度も繰り返して、ようやっと飲み込んだ。撮影する側としては時間稼ぎになって良かったのだけど。

そんなシロハラの苦労する姿を見ていたので、昨日のジョウビタキもきっと一気飲みは無理だろうと思っていたけど、ちょっと意外な食事光景だった。

身近な鳥たちの日々の食生活に焦点を絞り、その観察記を写真絵本にまとめてみました。
それが、『野鳥のレストラン』(少年写真新聞社)です。

posted by やまかます at 21:25| とり