2022年09月25日

秋型と、ナガコガネグモ

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      OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

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      OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

下の谷津田では耕作放棄がどんどん増えて、農地を取り囲む農道もすっかり藪に狭まれ、歩きにくくなった。場所によっては草藪に覆われてどこが路面なのかわからなくなっている。ここ5年ほどで一気に寂れてしまい人気がほとんど消えてしまった。

午前6時45分、ひさしぶりにその農道を歩いてみれば、タテハモドキの真新しい秋型が休んでいた。

しばらく進むと、こちらはウォーミングアップ中なのか、翅を全開にしている、同種の夏型がいた。

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      OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

このところナガコガネグモの姿が多い。それもやけに多い。そう感じるのも昨日まで庭以外の外歩きをほとんどしていなかったせいだ。谷津田の季節のうつろいに取り残されてしまったような気がする。
庭にはナガコガネグモは極端に少なく稀で、ジョロウグモの天下だ。

そのナガコガネグモの網糸に捕われた昆虫の数も種類も多い。一件一件、見ていくと、生息昆虫のカタログを眺めているような気がしてくる。トノサマバッタ、ツチイナゴ、ショウリョウバッタ、アオドウガネ、ナナホシテントウ、ハチ類、、、、、

タテハモドキの夏型。
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         OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

タイワンクツワムシ
あれだけ賑やかだったクツワムシのほうはとっくに姿を消して、タイワンに入れ替わっている。
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       OM-1  M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

posted by やまかます at 17:55| チョウ