2022年09月20日

台風14号の爪痕

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猛烈な風で薙ぎ倒されはしたものの、半分近くは無事だったヒガンバナ
昨日の朝からアゲハ類たちが次々と訪れていた。

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立ち枯れのセンダン大木が根本からズッポリ抜けるようにして倒れ込んでいた。前々から強風のさいにはいつ倒れるかしれないと気になっていたが、これでひとまずは安心できた。
倒れた位置も撮影ブラインドのすぐ脇で、ブラインドは無事だった。

道路挟んで向かいだけど、そこのエノキ大木も根っこから倒れて道路を半分塞いでいる。倒れて初めて根っこに不具合を抱えていたことがわかったが、大きな幹や枝ぶりからして健康そのものに見えていただけに驚きも大きい。
冬にはイカルの群れがよく集まって来ていたエノキだ。


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昨日の午前中、強風が落ち着いたところで林のニガキを見てみると、あれだけ風に煽られたにも関わらず、シンジュサン幼虫たちは枝にしっかりしがみついていた。まだ小雨が降っていたので午後になって再び様子を見に行くと、ちょうど幹を降りている姿があった。
すっかり成熟して、営繭場所を探しに動き始めたわけだ。


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今朝からレンタルした発電機で、井戸水のポンプを稼働できるようにはなった。
生活用水を当たり前に使える有り難みをこれほど感じることは普段ないから、これを肝に銘じたいものだ。
電化製品をちょこっと使いたいとき用に、ポータブル電源も充電中。冷蔵庫をこの電源で稼働できたのは3時間だけだった。
今回の停電はかなり深刻なようで、停電してすでに48時間になるころだが、このあと復旧がいつになるか目処が立っていないと聞いている。
ネット接続してパソコンを使えるのもごく短時間に限られるので、台風被害の詳しいことはいづれ書くことにしたい。
仕事の原稿書きも原稿用紙を使って手書きで始めてみた。これもまた新鮮な気分でいいかもしれない。



posted by やまかます at 20:08|