2022年09月02日

シンジュサンとニガキ

      ニガキ組の飼育ケース
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OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U

卵から飼育していたシンジュサンのうち、ニガキ組の幼虫たちを林の自然木に放した。
網で覆うこともしないので天敵などによって数が減るだろうし、全滅することだってあるだろう。あとは成り行きに任せるしかない。

クサギ組は先月のうちに早々と林に戻したが、数日後には姿を確認できなかった。どこかで無事に育っているだろうか。
そして、クロガネモチ組だけは室内飼育をしばらく続けることにした。クロガネモチは水揚げが良いので、飼育セットもシンプルで済む。

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OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO FlashQ G20U

悲痛な鳴き叫びに振り向いてみれば、ツクツクボウシのオスがオオカマキリに捕食されていた。

ほぼ毎朝のように部屋の中までセミの断末魔の叫びが聴こえる。
その声が一点に留まっている時は、大抵はカマキリのしわざであろう。声が木々の間を次々と移動していく時は鳥のしわざであろう。そんなことを頭に描きながら窓の外をぼんやり眺めてみる。

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OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

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OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

今夏もアカギカメムシはうちの林で繁殖したようだ。
産卵位置がよほど高所だったのか、いくら見上げても抱卵メスを確認できないまま季節がズンズン進んでしまった。
アカメガシワの果実には無数の新成虫が集っていた。

posted by やまかます at 20:15|