2022年07月14日

ノミの夫婦


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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U ×2灯

ハチマガイスカシバのことが気になって、今朝もクヌギやその周辺を舐めるように見ていたら、
そのクヌギの梢にちっちゃなオスをおぶったアズチグモのメスがいた。あまりにもオスが小さいので、雌雄あるいはカップルがいた、という表現がしっくりこない。オンブバッタならぬ、オンブグモ、だろう。
大きなお腹のメスは、仮面舞踏会を思わせるような表情をしている。
顔や体に細かい鱗粉がついているのは、先ほどまでシャクガ類を捕食中だったため。

オスはこうやってしがみついて、交接する機会を窺っているのだろうか。それとも別の理由があるのだろうか?

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro FlashQ G20U ×2灯

ヒメユズリハの葉っぱに齧られたしわざがたくさん残っていた。新しいしわざなので周辺を探してみれば、アカウラカギバの幼虫がデンと構えていた。

風が吹こうがそばに近寄ろうが、全く動じないのもそのはずで、どうやら脱皮休眠中のようだ。
糸を張り巡らせた台座にしっかり体を固定している。

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posted by やまかます at 21:27| クモ