2022年06月29日

死にまね上手のカマキリとは

三股町

午前8時
仕事部屋を出てすぐ、目の前にクロヒカゲが着地した。まだ羽化して間が無いのだろうか翅がしっとりとして、それに警戒心が薄い。傍であれこれ撮影アングルを選び姿勢を変える動作をしてもまったく動じない。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14

カマキリに必ず会えるヤマアジサイ。今朝もオオカマキリの幼虫がジリジリ照りつける陽射しの下、じっと獲物を待っているようだ。
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

飛翔して家壁にぶつかりそうになって、そこをすかさず手のひらで掬い受けたら、そのまま死にまねでデンぐり返った、サツマヒメカマキリのメス。脚を縮めたまましばらくは動かない。お腹の膨らみ加減からして、すでに一回くらいは産卵しているように思えた。
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

お休みタイムのシュレーゲルアオガエル
満腹のご様子。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14

午前中は室内撮影と画像処理の作業。午後から下の池でカワセミ撮影の段取りだったが、思いの外室内作業に手こずってしまった。カワセミの撮影は急遽、中止としたけれど、午後から屋内は熱がこもってとても暑い。外の木陰の方がずっと涼しいので逃げ出したい気持ちにもなる。

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

午後4時過ぎ、今日の予定作業を終えて外に出てみれば、エノキの高い樹冠をキラキラ輝きながら、タマムシが飛んでいた。高さ10mはあるので飛翔する姿の撮影はうまくいかなかった。まあできれば目線の高さで撮影できる条件の場所でチャレンジしたいが、今夏は自宅から離れたフィールドに出掛けているゆとりがない。自宅フィールドで仕事をしていることがほとんどだ。

タマムシがビュンビュン、飛び回っているエノキ
目視できたのは2頭だったが、ゴマダラチョウやカナブンも梢を掠めるように飛んでいた。
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

posted by やまかます at 21:14| カマキリ