2022年06月16日

トンボ日和

都城市 神柱公園

ベニトンボ
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

大きなスッポンがいつも甲羅干しをしている池のほとりは、ベニトンボのナワバリにもなっている。スッポンは人の気配に敏感でまだ一度も撮影できていないが、チラッと見えた姿はえらくデッカい。(うちの台所にある一番の大皿の直径が33pだけど、それより大きいんじゃないだろうか?)
ベニトンボは私の姿に驚いて飛び去っても故意に追い払っても、すぐにまた戻って来る。

コシアキトンボ
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

ベニトンボから2mほどの場所ではコシアキトンボが陣取っていた。こちらは飛んでいる姿をファインダーに捉えることが全くできなかった。
時々、オオヤマトンボが巡回してくるたびにベニトンボ、コシアキトンボ、の二者を巻き込んでクルクル上空で追いかけあいになっていた。

三股町

午後3時、居間でコーヒーを飲んでいた時、窓の外を横切っていくオニヤンマの姿が目に入った。ようやく待ちに待ったオニヤンマがやって来た。

オニヤンマ
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

カメラを担いで外に出た時には高い上空へと移動していて、青空を背景に大きく旋回していた。
どうやら虫を追いかけているようで虫に迫っていく姿も写っていた。
一度だけツバメが急接近してきたが、オニヤンマはすかさず逃げ切った。この瞬間を撮り逃がしたのは残念。

翅の付け根が褐色なので、まだ未成熟なメスだとわかる(参照:『日本のトンボ』(文一総合出版))。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

今日は雨こそ降らなかったけど朝からずっと曇っていて、陽射しが出て青空が広がったのは午後3時以降だった。
それを待ってましたとばかりオニヤンマがビュンビュンと青空を駆けるように舞う姿は見ていて気持ちが良い。

午後6時過ぎ、ヤママユ終齢幼虫が食事中。
これまでなかなかチャンスが無かったけどようやくドンピシャのタイミング。
地上高3mの位置からでも葉っぱを食む音が聴こえてきた。なんとか繭作りまで見届けたいものだ。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

同じ時刻にリンゴドクガ幼虫は台座葉から30pほど離れた葉で食事をして、そのまま休憩に入った。
もう台座には戻らないのだろうか?

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

〜機材のお話し〜

先日から使い始めたビューティデイッシュの取っ手部分を、簡単に脱着できるように改良した。
三脚ネジ穴を取り付けただけのことだが、さらに緩衝材の詰め物が必要だったFlash Q20Uの固定も、フラッシュ側にマジックテープを貼るだけでほぼガッチリ固定できることがわかり、詰め物も不要になった。
Flash Q20Uのトランスミッターの内蔵電池は意外と長持ちしており、フラッシュ本体の電池が先に空っぽになってもまだ作動している。電池切れが心配な時は予備でもう一台持つか、いやFlash Q20Uがそこまでの稼働率になるかどうか、もうしばらく使い続けてみよう。

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posted by やまかます at 20:22| トンボ