2022年06月05日

アジサイ食うイモムシ

三股町

午前5時45分、公民館の一斉清掃に出向く。昨年までは地区6支部を3ブロックに分けて作業を分担していたけど、高齢化などで支部によっては人数が減って分担が成立しなくなって、今年から全支部が毎月総出で作業することになってしまった。5月〜8月まで毎月、この一斉清掃作業に各家庭から一人づつ(80歳未満で)参加しなければならない。冠婚葬祭以外の理由で欠席すると罰金を科せられる、今時珍しい地区とも言える。

さて、熊手を担いで家を出た足元の路面に糞がいくつも落ちていた。見上げた位置にはクヌギの梢が広がっている。糞の大きさ、形状、落ちていた場所などから、これはヤママユ幼虫のしわざと推測できる。
このクヌギでは観察を続けていたヤママユの幼虫3兄弟が、先月17日に忽然と姿を消している。その幼虫たちが高所に移動して今も生き残っている可能性もあるように思えてきた。1時間みっちり一斉清掃作業に励んだ後、糞をかき集めて写真撮影をしておいた。いづれまた幼虫を探してみよう。

0605うんち-3055991.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

クヌギの梢を見上げていたら、キマダラカメムシの幼虫たちがいた。
1頭だけがちょうど脱皮を終えたばかりの初々しい姿をしている。卵殻があり、幼虫は1齢と2齢がいたが、幼虫の数が卵殻の数より1頭少ない。

0605キマダラ-6053287.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14

キマダラカメムシの近くで、キエダシャクも見つかった。
今年はよく見かけるのだけど成虫がいるなら幼虫も見つかるはずで、しっかり探していなかったなあ、と反省。

0605キエダシャク-3056017.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro 

先日、仕事部屋のすぐ横のアジサイで食痕を辿って見つけた、ミスジビロードスズメの幼虫。体長5センチほどだから終齢かな。
成虫の姿を見たいので飼育することにした。

0605ミスジビロード-3056046.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8

目玉模様は盛り上がって目立つ。
0605ミスジビロード-3056057.jpg
 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
posted by やまかます at 20:09|