2022年06月03日

湿地の中の赤い目

三股町

午前6時半
家の前の路上、霧の向こうにタヌキが佇んでいた。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

かなり遠くだったので黒いシルエットを最初はカラスか?と思った。こちらに気付いたのか、ソワソワして右手の畑へと小走りで消えて行った。

昨日、極小ノコギリクワガタ♂がいたクヌギ樹液にこれも小さめのスズメバチが来ていた。
久しぶりに見る、モンスズメバチだ。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

以前撮影したのは15年以上も前のことで場所は所沢市の雑木林。その時はヒグラシを捕食中だったのだけは憶えているが
それ以来、ほぼ出会っていないと思う。チラ見くらいはあるのかもしれないが記憶には残っていない。いづれにせよ数が少ないスズメバチではあるようだ。

谷津田の湿地から、クッ、クッ、クッ、クッ、と鳴き声が聴こえて、じっと藪を見つめていたら、ちょこっとだけ顔を見せたのは、ヒクイナ、だった。
真っ赤な目が印象的だ。警戒心がよほど強く草陰にすぐ潜り込んでしまった。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

フワリと舞い上がったのは獲物を見つけたのではなく、アリのせいだったか?
それまでは舞い上がっては次々と獲物を捕らえていた、モノサシトンボ
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

午後3時半、先月、オスが占有飛翔していた畦道でサラサヤンマのメスが産卵していた。
狭い用水路は草で覆われていてメスの姿は見えず、翅の擦れる音だけがよく聴こえた。一度だけ林のへりの地面で産卵していたがお尻を曲げる姿は見えど草が手前にあって撮影ならず。

4月から観察してきたコガネグモ。今日は大物、トノサマバッタが網糸に掛かっていた。トノサマバッタは羽化してまだ日が浅いはずだ。

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

posted by やまかます at 19:21| とり