三股町
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
長田峡の水銀灯近くにいたヘビトンボ。
朝一番、水銀灯や自販機に居残った虫を見に行ってみたがお目当ての虫はいなくて、オオミズアオの細切れになった翅が雨で濡れて黒い路面に張り付いていた。鳥に襲われたのだろうか。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
ミョウガの葉を食べていたコガネムシ。広食性でいろんな植物の葉や果実、花などを食べるけれど、特に好みの植物があるようにも思えない。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
脚の収まりがクヌギの葉にピタリと決まっている。なんでこんな長い脚なんだか。ホソガガンボ属には似たようなのが何種もいて、同定は難しいようだ。
移動中だったのか枯れて倒れかかったアブラナの茎にじっとしていた、タイワンオオテントウダマシ。
胸部についているピンク色の粒々はダニの一種。
いた場所は浴室の出窓下の草地。
成虫も幼虫も菌食で、梅雨の時期に産卵して幼虫が育つ場所はクヌギなどの朽木。
庭に野積みにしてあるクヌギ朽木材では毎年のように発生しているが、まだ卵だけは見ていない。
タイワンオオテントウダマシのキノコを食べる幼虫や蛹、羽化シーン、成虫などの写真を掲載したのは、
2018年に発行した「ふしぎいっぱい写真絵本シリーズ」の『きのこレストラン』(ポプラ社)。
テントウダマシ科の中でも特大で美麗の本種が、2007年に移転してきた当時、庭にいきなり現れてびっくりしたのも懐かしい。
当時の国内分布情報は長崎県対馬のみだったから、最初は目の前の事実をどう理解していいのか混乱してしまったのが正直なところ。もちろん生きた姿を見るのは初めてだった。
その後、県内では何箇所かの産地が知られるようになったけれど、昔からいたわけではなさそうで、県外からの外来種である可能性が高いようだ。なおさら、この虫との出会いには感慨深いものがある。