2022年05月07日

帰ってきた、オオミズアオ

三股町

眠に入っているヤママユ幼虫3兄弟をチェックした後、仕事部屋のすぐ外にあるビワにオオミズアオを見つけた。

翅の傷などから、先日深夜、玄関の門灯に飛来したオスと同じ個体だろう。
昨夜は仕事部屋の外灯に飛来して、そのまま居残ったようだ。

0507オオミズアオ-5073106.jpg
 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

このように日中じっとしているオオミズアオなど、大型蛾類の多くは触ったりして刺激を与えると、まずは地面に落下し、そのあとは狂ったように翅をバタつかせて最悪、翅がボロボロになるまで暴れることがある。そんな時は慎重に手で掬ったのち速やかに上空へと投げ上げてやると、力強く舞い上がってより安全な場所へと自発的に移動させることができる。


庭を歩いていると足元からカサカサと翅の擦れる音がして、そのすぐ後にシオヤトンボの交尾カップルが花壇の石に着地するのが見えた。
ゆっくり近づいてからそっとしゃがみ込んでカメラを構えた途端、飛び去ってしまった。
しゃがむという動作が刺激を与えることは承知していたが、撮影アングルを選びたかった。けれど逃げられてはどうしようもない。
カップルは隣の耕作放棄された荒地に舞い降りたので、急斜面を慎重に降りて近づき、今度は撮影できた。

0507シオヤトンボ-5074252.jpg
 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

posted by やまかます at 21:44|