三股町
蝶々の雌雄は、種類にもよるけれど飛び方を見ていると、どちらなのかわかる。
家庭菜園のシュンギクの花を訪れ、熱心に吸蜜しているモンキチョウがいた。
花から花へと俊敏に飛び移り、サッと離れた後の飛び方でまさにメスとすぐわかった。
モンキチョウのメスはほとんどが白色型だけど、稀に黄色型もいて、この場合は翅の紋様で雌雄の判別は難しいとされている。
けれど今朝のモンキチョウは地面近くに吸い寄せられるようにゆったり目に飛び、さらにシロツメクサにこだわり、そして、1回、2回、3回、と立て続けに産卵してから去って行った。
モンキチョウのオスは、白色型と黄色型のいづれのメスでも、どういうメカニズムかはわからないけれど、ちゃんと異性だとわかるのだろうと思うが、どうなんだろう?
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14
ケヤキの根本近くでコブのようにしか見えないナカキシャチホコを見つけられたのは、来客中のKさんだった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
ナカキシャチホコの幼虫はクヌギやコナラでときたま見かけるけれど、成虫をそれもかなり新鮮な姿で見るのは初めてかも知れない。翅が擦れていると特徴を掴みにくいシャチホコで、ライトに来ていても本種と気づかずにスルーしていたのでは、と改めて感じた。
昨夜、午後11時20分頃、廊下を歩いていると玄関の扉にオオミズアオのシルエットを見つけ、さっそく外に出てみた。気温は低く肌寒い中、オオミズアオは羽ばたいて落ち着きがなく、柱に止まったところを撮影しただけで、すぐに夜空へと舞い上がってしまった。
EOS-5D MarkV SIGMA50mmMacro 270EXU
まあ、灯りに惑わされてここで一夜を無駄に過ごすよりかいいかと思いながら、暗闇に吸い込まれていくオオミズアオのオスを見上げていたら、クルクルと旋回したのち庭のサクラの梢に縋りつくように着地した。
今朝早く(午前5時)にはすでに姿は無く、深夜のうちに飛び去ったようだ。
EOS-5D MarkV SIGMA50mmMacro 270EXU Nikon SB-30
2022年05月04日
モンキチョウの黄色いメス
posted by やまかます at 22:13| レピ