2022年05月01日

花蕾膨らみ、サラサヤンマ舞う

三股町

センダン
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

朝食中、窓の外にセンダンの花色がかすかに見えた。林に近づいてよく見ると、開花はわずかでほとんどがまだ蕾だった。樹高は10m近くあり花はその頂部についているし、周りは高さを競うようにカラスザンショウやアカメガシワに取り囲まれていて、樹間の隙間からようやく花を拝むことができる。

ハゼノキ
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350

ハゼノキもまだ蕾が多いけど、開花もチラホラ見つかる。
花は小さいけれど、蜜はたっぷり出るのか花数が多いせいか、虫たち特にハチやアブ類がたくさん集まって、羽音がワンワンと梢から降り注いでくるのももう間近のことだろう。

ハゼノキの枝を引き寄せ、花の接写撮影をしていると、足下近くを素早く飛んでいくトンボがいた。
「ウン!? なんだ?」
休耕田の低い位置でホバリングしながらツイ、ツイ、ツイ、と小刻みに移動する。

「あ、サラサヤンマ!!!」

自宅林のすぐ脇にサラサヤンマがいて(初めてのこと)、さらにもう一頭がいて時折両者が激しく空中でもつれ合う。両者ともオスのようだ。
カメラの撮影モードを飛翔シーンに合わせて設定し、畦道に座り込んでしばらくサラサヤンマの撮影に集中してみた。
手が届きそうな近くまで寄ってくることもあり、広角レンズでの撮影も試みたけれど、構えた途端に寄って来ない。
今日は望遠レンズでの撮影のみとなった。

サラサヤンマ
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

自宅林に隣接する田畑は休耕田かあるいは耕作放棄地だが、休耕田の方は適度な湿地になって、サラサヤンマの生息に適した環境になっているのだろう。ここの休耕田は2年前までは隔年で稲作りが行われていた。

玄関前のシランには、ハラビロトンボ
シランの白花が今年は増えてきたし、赤花の方は庭のあちこちに拡散して花を咲かせている。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO 
posted by やまかます at 20:43| トンボ