三股町
クヌギの樹上で成長したクヌギカメムシ幼虫(5齢)が林床へと降り始めたようだ。
もうじき羽化を迎えるけれど、足場が安定している下草で行うことが多い。
すっかり成長した終齢期の幼虫にとって、すでにクヌギは必須の食物ではなく様々な植物の汁を吸うようになっている。
羽化した後の成虫期ではなおさらクヌギとの縁は切れて、晩秋〜初冬の繁殖期に再びクヌギに戻るまで、長い長い放浪の生活が続く。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO MC-14 GODOX TT350
夕方、少しだけエゴノキを見に谷津田へ降りてみた。
このところ爆発的に姿が増えたジョウカイボンが、次々と飛来しては花の蜜を吸うのに夢中となっていた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO FL-900R
わずかな時間、ハチ達の羽音を聴いているうちにも、目の前にポロっと花が落ちてくる。
それにしてもエゴノキの花はなぜ、ああも容易く落ちてしまうのだろう。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO FL-900R
2022年04月27日
降る、クヌギカメムシ幼虫
posted by やまかます at 21:05| カメムシ