三股町
昨日、コナラの若葉にゴマダラオトシブミのゆりかごが一つ見つかり、そして今朝になってみると、二つ、三つと増えていた。それならば、ゆりかご作りに勤しむメスが見つかるかもと探してみた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
しかし、ゴマダラオトシブミは見つからず、しつこく梢を眺めていると、シギゾウムシの姿が葉影にチラッと見えた。
2メートル以上の高さなので、ここは1000ミリ相当超望遠レンズのお出まし。
「オヤ!? 長い口吻を枝に突き立てている。クヌギシギゾウムシかな?」
新梢の枝は膨らんでおり、これは虫こぶに違いない。
ナラワカエダフクレズイフシ、かな?いや、これは断定できない。正確な同定は難しい。
いくつか見える小さな穴は、宿主のタマバチが羽脱した痕だろう。
ともかくも、虫こぶにできた裂開溝に口吻を突き立てているのは吸汁しているのだろうと思う。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO GODOX TT350
シギゾウムシの動きをしばらく見てから、ふと目線を下げると羽化直後のヤマトカギバが張り付くように止まっていた。
OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro GODOX TT350
立て続けに、次は明るい黄色鮮やかなカミキリムシが登場。
ムネモンヤツボシカミキリ、だろう。この辺にサルナシは無いので、ホストはツルウメモドキかな。
ツルウメモドキは多く自生している。
こちらも、居場所がちょい高くて遠い。しっかり撮影したかったが、すぐに飛んでしまった。
写真でわかるように、左脚を上げて上翅も浮かしているのはフライト準備中という体勢。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
2022年04月25日
虫こぶとシギゾウムシ
posted by やまかます at 20:07| コウチュウ