2022年04月21日

三股町

朝から雨。気温はグッと下がり16°c前後と肌寒い。
霧島山もずっと雲の中。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

雨滴で重たげに垂れるケヤキの青葉には、無数のケヤキハフクロフシ
アブラムシの一種、ケヤキヒトスジワタムシのしわざ、だ。

虫こぶは、しわざの名前と、しわざの主の虫の種名の両方を覚える必要があるので、ちょっと厄介だ。
虫こぶの命名法には基本ルールもあるけど、形状の分類が細かく多岐で、しかもルールから外れた例外名も多い。
とっつきにくい印象があるのは否めないが、植物と虫の不思議な関わり合いに目を向ければ、虫こぶワールドを巡る楽しみは尽きない。ずっと初心者でありながらも、毎年、春と秋は虫こぶを色々眺めている。眺めているだけだけど。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

雨滴を纏いながらもクヌギ若葉をモリモリ食べていた、ヤママユ2齢幼虫
気温は低いけれどこの程度なら平気のようだ。
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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

午後4時20分、西の空に雲の切れ目ができて、ほんの寸暇の日差しが庭にも届いた。
ここぞとばかり、ベニシジミが日光浴。

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 OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO




posted by やまかます at 20:04| しわざ