2022年04月14日

待ち伏せ

三股町

イチイガシの梢でずっと落ち着いている、サツマヒメカマキリ幼虫
明らかに腹部がポッテリと肥えている。
この場所で、そこそこ獲物にありつけていることは先日にも目撃しているし、虫やクモ類などの出入りは多いように思える。
いたずらに動き回るより、じっと獲物を待ち伏せすることで余計な体力の消耗を抑えているのだろうか。

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8

で、少し離れた梢では、ワカバグモの死骸に食らいついている、ヤマトシリアゲのオスがいた。

ところで気になるのは、イチイガシの若葉が展開する一方、古い硬い葉は次々と落葉している。
サツマヒメカマキリ幼虫が常駐する場所はいづれ落葉するであろうその古い葉にこだわっているようだ。したがって、足場としてはいかにも危ういようにも感じる。ハラ〜リと葉っぱごと地上に落ちてしまいかねない。もっとも、身を潜める場としては、古い汚れた葉の方が隠蔽効果は高いと思えるが。
そこで、じゃあ明るい若葉に潜んでいる幼虫はいないものかと、あえて探してみたけれど今のところ一頭も見つかっていない。

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カラスノエンドウの花外蜜腺で吸蜜していたのは、キボシアシナガバチの女王のようだ。花には一切関心を示さず、蜜腺を求めて次々と飛び移っていた。

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 OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO MC-14

クヌギにいるヤママユ1齢幼虫、3頭のうち2頭は脱皮休眠に入っていた。

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 OM-D E-M1 MarkV M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8

posted by やまかます at 21:24| カマキリ