三股町
午前中は晴れ間もあって、予定外の撮影を庭先で済ませることができた。
思い描いていた絵柄を撮影するにはかなり時間が掛かることは承知で、虫の動き次第でもあり、むしろこちらの根気が問われるところ。けれどふと思いついたそのタイミングがうまく嵌まったようだ。
本題の撮影を終えて草むらを眺めていると、ナミテントウがスイバの花茎を登っているところだった。雄花だったので、飛び立った瞬間に花粉が舞い散っていた。ただし、この後、左後ろ翅が花にぶつかったこともあり、バランスを崩して、地上へと落下してしまった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro プロキャプチャーSH1
クヌギではヤママユの1齢幼虫が順調に育っている。確認できているのは3頭だけ。
見落としている幼虫がいづれひょっこりと現れてくれるといいのだが。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
若葉をモリモリ食べている様子を眺めてのち、仕事部屋に戻ろうとすると足元から、黒っぽい蛾が飛び出してノイバラの茂みに隠れた。幼虫はカラムシの葉上でよく見つかる、タイワンキシタアツバ、だった。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マクロフラッシュ STF-8
ずっと前のこと、玄関先すぐの地面にタツナミソウの群落があった。
14年前のブログ記事『昆虫ある記』(2008/4/23)には写真が載せてあるけれど、その翌年だったか翌々年だったか、何故ゆえか群落はパッタリと姿を消してしまった。
ところが、今年になって以前ほどではないけれど、同じ場所にタツナミソウ(桃色)が復活した。
庭から離れた自宅林の方にもちらほら花が咲き始めており、早速、嫁さんに報告した。
「あら、ほんとだ!?」
下写真は林床に生えていた株。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
毎年、春になると植木市で好みの樹木や苗を買って植えているけど、どうやっても根付かず枯れてしまうものもある。
何度も試して育たなかった代表種と言えるものは、たとえば、オガタマノキ、ジンチョウゲ、そして、サンショ。
イヌザンショはいくらでも自生しているのに、サンショは3年間、3回ともダメで諦めてしまった。
土をいじり管理はしていても、自然にどこからともなくやって来て、居着いてくれると尚更嬉しい。
オドリコソウなどは、隣の敷地から飛び火するかのようにうちの林にも入ってき始めている。いづれ群落になる日が楽しみだ。タツナミソウも、以前のような群落にまで復活してくれることを期待したい。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
2022年04月13日
ナミテントウ、フライトは失敗
posted by やまかます at 20:59| コウチュウ