三股町
去年から観察していた、イチイガシのサツマヒメカマキリ幼虫が、今日になってついに姿を消していた。
最後に見たのは昨日の午前中だった。3ヶ月以上もの長い間、越冬場所に居座っていたのは驚きだった。決して安定した場所にも思えず、風が強い日にはかなり揺れただろうし、雨で濡れることもあった。
もし今度、幼虫に出会えたとしても、同じ個体かどうかは判りようがない。少なくともイチイガシには8頭もの幼虫がいたからだ。無事に成虫まで漕ぎ着けるよう願う願わないに関係なく、彼らは彼らなりに生きていくだろう。
耕して植え付けを控えている畑では、ヒバリが多い。土に紛れる隠蔽擬態によほど自信があるのか、いきなり足元から飛び出して、何度もびっくりさせられる。ナワバリ争いも賑やか。こちらが先に見つけようとしてもなかなか難しい。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
午前9時過ぎ、ツマキチョウにしては大柄なオスが飛んでいて、最初はモンシロチョウ?と勘違いしそうになったが、飛び方はやはりツマキチョウだった。庭では2頭のオスが同じコースを行き来していたが、メスを探しているようで花には一度も立ち寄らない。
畦道のカラスノエンドウでは、モンキチョウが吸蜜していた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
クサイチゴ
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
シロバナタンポポは、すぐ近所の畦道に群れて咲いていた。三股町内ではあまり多くはなく、私が気づいた場所はここと、あと一箇所のみ。他にもどこかに穴場があるのだろう。松山の実家のすぐそばの土手にはたくさん生えていたので、何だか懐かしい気がする。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
アラゲキカワタケ
クヌギの伐採株に生えていた。
OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO 深度合成
タテハモドキ
この春、初めてお目見え。日光浴の後、キランソウでしきりと吸蜜していた。
OM-D E-M1X M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
うちの林ではミヤマセセリが、私を嘲笑うかのように、目の前を跳ねるようにグルグル大きな輪を描くように跳んでいた。地面に降りたのはたったの一度だけ。活発に舞い続けるオスだった。例年、ミヤマセセリが現れるけれど数は少なく複数個体を同時に見ることはこれまでに無い。
今日は、3回目のワクチン接種を役場の集団接種会場で受けた。
会場の隣にある公園では子供たちが多数、遊んでいたが、大きなクスノキの若葉が賑やかで艶やかだった。
風にサクラの花びらも盛大に舞っていた。1、2回目よりも接種者は少なく、並んだ列もスムーズに流れて予想以上に早く終わった。今回は初めてモデルナだったが、ファイザー同様、私は何とも無い。
4回目となると、その先いつまで?となって考えてしまう。